ラヴェッロのヴィラ・ルーフォロby www.capriblue.com

ヴィラ・ルーフォロ

Villa Rufolo

アマルフィ海岸 ラヴェッロその他

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    ヴィラ・ルーフォロ
    Villa Rufolo


    季節には色とりどりの花々が咲き乱れ、夏には音楽祭が開催される。美しい海岸線を一望にするテラスと異国情緒あふれる建築が残された、ラヴェッロ(Ravello)を代表する庭園である。

     ラヴェッロでも最も裕福であった家のひとつ、ルーフォロ(Rufolo)が1280年頃住居として建設した。当時は宮殿とも呼ばれ、"1年間毎日部屋を変えても全てのへやを使いきれない。"というほど大規模な、アラブ(Araba)、シチリア(Sicula)、ノルマン(Normanna)の様式が高度に融合調和した壮麗な建築であった。その後多くの所有者の手を経て、時とともに荒廃が進んだが、19世紀から20世紀初頭にかけての所有者であるスコットランド人、ネヴィル・レイド(Francis Neville Reid)は往時の優雅な佇まいの再現を夢見て、邸宅と庭園の大規模な整備、修復を行った。

     リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)は1880年5月にラヴェッロを訪ね、この庭園で自身最後のオペラ、パルジファル(Parsifal)の第2幕、主人公パルジファルの試練と目覚めの主題と、舞台になるクリングゾルの魔法の城と花園(Klingsors Zaubershloss und Zaubergarten)の着想を得た。

     ドゥオモ広場(Piazza Duomo)に隣接して建つ、ムーア様式の小さな塔(Torre d'Ingresso)が、庭園のエントランスになっている。小塔から続く糸杉の並木道の右側には19世紀のムーア様式の回廊(Chiostro Moresco)がある。尖頭アーチと、2列の柱列が支えるアラビア風のモチーフのアーチ、小さなねじり円柱の装飾アーチが3階層になった構造は建築的に大変貴重である。

     主棟(Palazzo)はシンプルなヴォールト天井の礼拝堂とレセプションホールから成る。3階建てのホールでは、ローマ法王エイドリアン4世(Adriano IV)や、アンジュー家のロベルト王(Roberto d'Angio)をもてなしたといわれる。 主棟の左側には尖塔アーチで装飾された高さ30mの大塔(Torre Maggiore)が建つ。庭園内に現存する最古の建築である。マリオン窓と3連の丸窓、エントランスの小塔や回廊の上層部と同じ2連の小さなテラコッタの柱が塔の外装を彩っている。 内部は簡素で、階段も狭いが上階から見渡す街と海、緑の景観は素晴らしい。クリングゾルの城(Klingsor's Castle)とも呼ばれる。
     塔の足下には優雅な情緒のある庭園が広がる。かつては大塔とつながっていた騎士の広間(Sala dei Cavalieri)のドームや、小さな井戸(Pozzo)の残された庭園を通り抜けると、柱列の並ぶ展望台(Belvedere)にでる。 ここからは、花壇のあるテラスの向こうにティレニア海(Tirenno)のパノラマが大きく広がる。
     展望台の左奥から階段状のテラスに降りる左手に浴室とサウナルーム(Balnea e Bagno Turco)の遺構がある。近年発見された構造は保存状態がよく、石でつくられた通水管が残されている。

     幾何学模様の花壇の花々が美しいテラス(Terrazza)から海を左手に見ながら主棟へと戻る途中に、異国情緒あふれる木樹や草花の植えられ、石柱が配された19世紀の庭園があり、円柱に支えられた交差ヴォールトの連なる聖堂のようなホール(Sala da Pranzo BL)を経て、回廊に戻る。 四季をあらわす4人の人物像が見送る入口の小塔を出て、広場から左手のルーフォロ通り(Via dei Rufolo)に入った左側にヴォールト天井の礼拝堂(Cappella)が残されている。


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